サンシャインメガネ（ブルブルくん）特別価格

累計販売本数30，000本、販売開始と同時に爆発的に売れた『サンシャインメガネ』。そのヒットの秘訣を知るべく、製造していただいている日本光材さんへ訪問させていただきました。大阪の小さい町工場なのですが、そのメガネ作りは半端ない技術力でした。

モットーは、「見やすい、疲れない、掛け心地が良いメガネであること」。これだけ読むと普通と思いますが、すごいこだわりを持っています。『サンシャインメガネ』に使われているレンズは、有害光線をカットするのが目的です。

日本光材さんではレンズ素材に有害光線カット溶剤（紫外線・ブルーライト・近赤外線）を練り込み成型する「吸収カット方式」のレンズを使っています。レンズにコートを貼りカットするタイプもありますが、「吸収カット方式」の方が割れにくく長持ちするそうです。

さらに、「可視光線透過率」75％以上を保持することもこだわっています。これは、視界を明るく保ち、夜間の運転でも使える数字を維持しているということなんです。そんな高機能なレンズですが、「吸収カット方式」のものは削るのに技術が必要です。日本光材さんでは25年以上の経験を持つ職人さんが製造しているので、実現できています。

また、ひとみに負担がないような工夫がレンズに施されています。その一つが、1枚から1つのレンズしか作らないことです。1枚から複数のレンズを削り出そうとすると、焦点の合わないレンズが出来てしまいます。焦点が合わなければ、ひとみが焦点を合わせようとするため疲れたり、クラクラしてしまいます。

もうひとつは、レンズにカーブを作ることです。これによりひとみとレンズの距離が上下左右どの方向に目線を向けても同じになることで、見え方に歪みがなく、ひとみが疲れないのです。このような工夫が「見やすい、疲れない」メガネに繋がっています。

今まで販売していた『サンシャインメガネ』は、削られてなくなる部分が非常に多くなっていました。1枚のレンズ素材から1つのレンズしか作らないのであれば、大きなレンズにしたらいい。

これにより、今回の新デザインから、縦に大きなレンズに変わりました。ひとみを守る面積も増え、削って捨てる部分も少なくなります。環境にも良いですね。さらに、より「掛け心地の良い」メガネにすべく、フレームは軽量であること。また、汗などで下がってくることまで考えて作っています。何から何まで想定外の日本光材さん。

最後に、金田社長に「どうしてここまでこだわるのですか？」とお尋ねしたら、一言「好きだから！！」と笑顔で仰っていました。『サンシャインメガネ』が人気な理由が分かった気がしました。